育児ノイローゼって?

育児ノイローゼニュースでも育児ノイローゼを苦に母親が子供と心中したなどど見かけるので、何となくご存知な方も多いだろう。


核家族化や地域社会の繋がりも希薄になった近年では、育児ノイローゼにひっそり悩むママは多いのではなろうか。


かくいう私も育児ノイローゼ経験者。
核家族
実家遠方
頼れる人、旦那のみ。(しかし激務…。平日はワンオペで乗り切る)


また
頼るのが苦手
完璧主義
考えすぎてしまう
神経質


この社会的要因、性格的要因が重なり育児ノイローゼとなっていた。


もっと性格的に社交性があり、ママ友を作れたりすれば良いのであろうが、私の性格上それは余計疲れてしまいそうだと考えた為ぼっちを貫いている。


子供を可愛いと思えない。
イライラする。
涙が止まらない。
睡眠障害


主にうつ病と同じであるが、育児が原因となる神経症=ノイローゼのため、治療の仕方は変わってくる。


私が心掛けた、心掛けている治療
育児を頑張らない
息抜きをする(託児所に預けたり、おしゃれをする)
完璧を望まない
今の自分の限界にボーダーラインを作る
考えすぎない
適当、いい加減を悪と考えない
娘とスキンシップをとる


娘とスキンシップ?
そんなのできない。
何もできない時こそ娘を抱き締めた。
抱き締めることにより、私も癒されたのである。
寝転がってだってできるし、起き上がれない時にもオススメの方法。
無条件に愛情も伝わる。
娘を抱き締めるという方法が私には合っていたようで、徐々に症状は緩和されていった。

 


人それぞれ症状も違うだろうし、治療方法も異なる。


育児ノイローゼは、怠けているのでなく、心が疲れ切ってしまいエネルギーが足りていないのです。


社会的な現代病としてもっと育児ノイローゼという病の知識が社会に浸透されることを願うばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

300人に1人のレッテル 卵巣のう腫

いきなりだが、私の婦人科疾患について綴りたい。

私は「卵巣のう腫」持ちである。


良性の水が溜まるもの。なので、定期的に婦人科に検診に行き診察してもらっている。


そんな私は医師に300人に1人のレッテルを貼られた過去がある。

 


24歳。仕事でも恋愛、遊びも充実していたある日腹部に違和感が有った。


ああ、またあれかな〰️と大嫌いな産婦人科を予約した。(今でも苦手である)


実は20歳のまだ学生の時にトイレが異常に近く、悩みに悩み泌尿器科に行った時、触診で
「卵巣に異常があるんじゃないかな。」と言われ、慌てて婦人科に駆け込んだ過去がある。

 


結果

 


卵巣のう腫と診断された。
20歳のまだ学生の私には少し重い診断だった。
何の知識もなかった私は
「将来赤ちゃん産めなくなっちゃうのかな。」←※卵巣の腫瘍部分だけ残して手術したら、全く問題ございません。宇多田ヒカルさんも手術されています。


など、色々考え、もの凄くショックを受けた。
医師からは、5cmの腫れでまだ手術は要らないが、これ以上大きくなったら、手術しよう。
1ヶ月後また見せに来て下さいね。


との診断であった。


親にも相談出来なかったし、友達にも、彼氏にも言えなかった。
まだまだ未熟で知識不足だった私は病院に行くのも躊躇い、4年の月日を経た。


24歳の丁度今頃。前述した通り、また腹部に違和感を感じた。
結果

 

 


卵巣のう腫 右 9cm

 


で、でかっ


医師もびっくり仰天していた。
「ここまで大きければ悪性の可能性もある。
うちの病院はMRI予約いっぱいだから、○病院に紹介状書くからすぐ行ってきて。あと、腫瘍マーカーもはかるからね。あ、手術もするから、○月○日はから入院ね。腹腔鏡手術で傷も目立たないから。じゃあとりあえず行ってきて。捻れたら命に関わるから、運動しないで安静にしていて。」

 

 


私「…。」
いやいや、何が起こったんだよ、手術?悪性かも?私があの時婦人科にきちんと通っていれば…。色々思うことは、有ったが、とりあえず体第一で、MRIを撮影しに行った。


造影剤を使用した撮影は辛かった。吐き気で吐いてしまった。

 


職場の上司は男性。休みを貰わなければならなかったので、伝えたが、とても言いづらかったが、皆さん心配して下さった。


そして入院の日を迎えた。
明日の手術に向けてバタバタである。
腫瘍マーカーが陰性であったのだけが救いで、捻れることを危惧し右卵巣の一部を切り取る手術を行う予定であった。


手術当日。雨が降っていた。  


内診する為に看護師さんが、車椅子に乗せてくれた。歩くと破裂、捻れてしまう可能性があるため、できるだけ安静にとのことで、配慮して下さった。


内診
先生「あれっ、ない」
先生「ないなー、何でだろう。激しい痛みとか有った?無い?何で?まあ腫れがなくなったから手術中止ね。にしても、僕凄い数の患者さん見てきたけど、君みたいの初めてだわ。解りやすく言うと300人に1人位の割合かな。まあ良かった。原因は不明。歩いて病室帰ってね。すぐ退院していいからね。」


私「…。」唖然。

 


あれだけ私の卵巣に振り回され、結果あっけなく、手術前の緊迫感は風船から空気が抜けるように、すーっと抜けていった。


病室に歩いて帰り、荷物をまとめ、お会計を済ませ…。
何ともこの数日間の展開に私自身がついていけなかった。


とのことで、神のみぞ知るいや、神様も知らない私の迷宮入りした私の卵巣だが、今も腫れては引いてを繰り返している。(腫れても5cmまでだが)


沈黙の臓器、卵巣に今も振り回されているが、もうごめんである。